Tナットのメリット、デメリット

Tナットにするにはまず、指板をカットします。

弦やナットを外して、ギコギコ・・・

指板をカットしてしまうので、簡単にもとに戻すことはできません。

また、ネック側の弦長が短くなるため、ポジション位置を整えるため駒と魂柱の位置も少しネック側にずらす必要があります。楽器のバランスが変わるので、当然音にも変化があります。

これらのデメリットに対して、Tナットのメリットは、

・全体の弦長が短くなって弾きやすくなる。

ということに尽きるのですが、弦長が短くなれば弾くのが楽になりますし、故障も起こりにくくなってきます。力まずに弾ければ出せる音も変わってくるでしょう。

また、7/8サイズや小ぶりの楽器を探すよりも楽器の選択肢が大幅に広がりますし、今使っている楽器、気に入った音色の楽器を弾きやすいサイズにすることができます。

音の変化が不安な方や、弦長の変化でどのくらい弾きやすくなるのか体験してみたい方は試しに駒の位置だけ上にずらして様子をみてみるのも良い方法だと思います。

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